使用しているのは、Thinkpad X200 (Core2 Duo/2.4GHz + 4GB memory + 256GB SSD)。去年末に届いていたLenovoのWindows7 upgrade (32bit版 Home premium)を使用しました。
Vista→7の第一印象は「見た感じ、あまり変わってないじゃん」・・当然カーネルも一緒です。不人気の印象を払拭すべく製品名こそ変えていますが、熟成を進めた印象で本当なら名前はVistaのままで行くような製品だと思います。
だが明らかに「安心感」が違う! 起動時、終了時、レジューム時などの理不尽で心配になる待ち時間が無くなる。そして、Vistaにあった「使うほどに重くなってくる」感じがない。「ユーザ体験」に対してのチューニングを進めた印象がある。そんなOSとしての魅力を持っている版となっています。
では、基本のエクスペリエンス・インデックス比較から。
とはいえ、通常に使っている感じでは巷の評価通りWindows7の方が快適に感じます。
Windows 7 Home Premium + Microsoft Security Essentialsで運用していますが、以下の3つの変更ポイントでより快適になりました。
■ アニメーションのOFF
ウインドウ表示のアニメーションがあまり好きになれず、しかも重たく感じるので「ちょうど良い感じ」にOFFにしたい。従来通りひとつひとつ効果を取捨選択も出来ますが、以下の方法が簡単です。
[コントロールパネル]→[コンピュータの簡単操作]→[コンピュータの簡単操作センター]→[コンピュータでの作業に集中しやすくします]→[必要のないアニメーションは無効にします]
■ Windows updateの自動アップデートの中止
Vista, 7共通の問題だと思いますが、Windows updateの自動アップデートをONにしておくと、OS起動時のHDD走査で操作不能なほどに重たくなる症状があります。通常はOFFにしておき、定期的に自分でチェックするのが良いと思います。
■ Aeroスナップの停止
ウインドウのタイトルバーをドラッグして移動していると不意に最大化されたり、画面右半分あるいは左半分にリサイズ・整列されることがあります。新機能「Aeroスナップ」というそうですが、12inch程度の画面ですと意に反して動作してしまうこと多し、気になってしかたがないので切っちゃいます。
[コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]→[マウスの動作の変更]→[マウスを使いやすくします]→[ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします]
いくつかWindows 7未対応のソフトウェアがありましたが、思いのほか問題は起きませんでした。OSとしての安心感は間違いなく向上、お勧めです。