マインドマップは考えをまとめたり、アイデアを出したり、ブレインストーミングの結果をまとめたりといろいろ使えますが、このように読書の要旨をまとめるのにも使えます。
300ページ程度の本ですが、サラっと読むにはあまりに難解で途中で挫折した人も多いと思います。このマップが理解の参考になれば幸いです。
すべてを描くのは難しいので、社会人として明日からすぐに役立つ「仕事で成果をあげる方法」について描いてみました。書籍のPart1(P100)に相当します。
まず、企業とは「顧客の創造」を目的として、「マーケティング」と「イノベーション」の機能を持つ組織と定義されます。利益を存続のための「未来へのコスト」と位置づけているのが興味深いところです。
「人こそ最大の資産」と考え、人の強みが企業の成果に結びつくようマネジメントされねばなりません。アメとムチ、心理的支配でなされるものではなく、目標への貢献として促されなければなりません。
「仕事」は、3つの要素から構成されます。どんな作業が必要なのか分析し、実行可能なプロセスに落とし込まれなければなりません。そして管理する手段を内包していなければなりません。
求められる「成果」を中心に考え、生産的に行えるよう自らをマネジメントすること・・それが求められる仕事のしかただと説きます。さらにどうすれば一流の仕事ができるのか、そのヒントは「プロフェッショナルの条件」にまとめられています。
おっと。話をマインドマップのツールに戻しますと・・(^^;
"XMind"はすばらしい!今までいろいろなツールを使ってきましたが、同じく無料の"FreeMind" や "Ainote (現在、直感マインドマップとして販売)"を凌ぐ出来映えです。ぜひお試しください!
このXMindは無償版でもここまでできますが、有償版になるとガントチャートが使えたり、いろいろ興味深い使い方ができるようです。
同じ本を読んでも、受け止め方が違うってことか。
「人が最大の資産」であり「利益は将来へのコスト」と考えるあり方を実践するとすれば、今日のような状況は起こらなかったのではないか?と考えます。
また、今日の利己的な経済の元祖と言われる「国富論」のアダム・スミスにしても、道徳感情論で記しているところによれば、やはり人を中心と考えています。
つまり、無知か、正しく理解されていないか、インプリは正しいものの行き過ぎた「欲」に対する抑制が実装不足な気がします。