振り返ってみるに「やはりエンジニアこそマーケティングの知識を持つべき」と強く思います。ここに、10年後の本棚にも残るような、エンジニアに読んでほしい本、私をマーケッタに転ばせた書籍達をご紹介します。
ここでは「エンジニアに今すぐ読んでほしい」ということを第一に、マーケティング/経営の第一人者である、コトラー、ポーター、ドラッカーのことはあえて外しています。またマーケティングを語る上で基本となるファイブ・フォース、4P、4Cなどのことも紹介しません。ただし間違いなくそれらの人名、キーワードがマーケティング学習のスタートポイントになりますので、学習を進める際には書籍やネット上の情報をあたることをお勧めします。
■マーケティングって面白い!
エンジニアがマーケティングに興味を持つ最初の一歩として、アルライズとジャックトラウトの本が最適だと思います。まさに私がはまったのもこれ。あふれる日々の情報の中で「記憶に残せるか」「どう記憶に残すか」が、戦略を決める上で重要なポイントでした。
■理解すべき仕組み
ビジネスの現場で何らかの判断や行動のベースになるのは、まず前出のファイブ・フォース、4P、4Cという考え方ですが、「利益を生むビジネスモデルの型」「ハイテク製品が歩むライフステージの型」など、整理された形での研究結果があります。ビジネスをどのように組み立てるか、どんな現段階でどんな施策をすべきか、注意すべきは何かを教えてくれます。
■新たに注目すべき仕組み
モノ・サービスがあふれて差別化が困難となった世界。コマーシャルもあふれ誰もコマーシャルを信じなくなった世界。技術の発展により、誰でも作れて、販売できて、宣伝できる世界。・・そんな、われわれが直面している世界への対応方法へのヒントを与えてくれます。
■補足
マーケティングの王道に触れる3冊。たくさんあるコトラー、ポーター、ドラッカー本ですが、これらの本が中心になりますので、迷った際にはこちらからどうぞ。実際には難解ですしページ数も多いので、たくさん出ている解説本も並行して読まれることをお勧めします。私は解説本ばかりでオリジナルはどれも持っていませんが(^_^; 机に並べたら最高の権威感が味わること間違いなしです!
私がとても参考になった本です。
http://www.amazon.co.jp/経営に終わりはない-文春文庫-藤沢-武夫/dp/4167130025/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1257583533&sr=8-1
友人から以下の本もいいと言われました。まだ読んでませんが・・・・
http://www.amazon.co.jp/イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき-Harvard-business-school-press/dp/4798100234/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1257583640&sr=1-1
イノベーションのジレンマは面白いです。お客様の要望にこたえて改善を続けていくがゆえに負けてしまう仕組み。そしてそれを回避する新技術は既存の製品をつぶしてしまうという破壊的なイノベーションというジレンマ。
ぜひご一読ください。
コトラーのMarketing Managementの原書の良いところは、カラーの写真や図表がきれいなので楽しんで読むことがききますよ。
イノベーションのジレンマは、読んだことがなかったので、早速アマゾンで発注しました。ペーパーバックが安かったのでそちらにしましたが、英語だといつ読み終わるンか不安です。このシリーズは3部作なんですね。何とかすべて制覇してみたいです。
横浜オクトーバーフェスト、子供がインフルエンザ(簡易判定で新型)にかかり行けませんでした〜。
この本を読んだとき、勤めていた会社の製品はキャズムを超えることができたものは何もなかったことに驚愕しました。
インフルエンザのほうは、その後は大丈夫だったんでしょうか?
お父さんも免疫がもらえればよかったのかなあ??
オクトーバフェストは、来年の秋空の下楽しんでみたらいかがですか?