2009年08月17日

石を継ぐ者 68K今昔

某所で計算機考古学的発見が報告される。早速 サンプルを採取、当研究所に持ち込まれたのが写真のこれ。貴重な気がするので貼り付けておきます。

20090817_1.JPGCQ出版インターフェース誌のColdFire付録基板はMC68000の64pin DIPサイズとは聞いていたけれど、実際に並べてみると感慨深い。

MC68000の性能は1MIPS、MCF5223xは57MIPS。MC68000の登場は1979年だから30年生きるアーキテクチャということになりますか。親子2代で語れるニーモニック、親子間の共通言語が68Kニーモニックというのも素敵ではありませんか(^-^;

昔はパソコン雑誌などがあって、プロセッサの歴史とか分類とかの特集を通して、自然に考古学的なことが学べたけれど、今はどうなっているんでしょ? 誰かまとめておく必要はない?


posted by たけまる at 23:00| Comment(6) | TrackBack(0) | COMPUTER
この記事へのコメント
セラミックパッケージじゃないので「それ、うちのMac+にも入ってるよ」という人続出。

求む、セラミックパッケージ。

東北大学工学部のガラスケースに古い卓上計算機が展示されていました。TK-80やMZ-80Kなんていう最近の機械も混ざってました。
Posted by のりたん at 2009年08月18日 11:17
> 「それ、うちのMac+にも入ってるよ」という人続出。
感覚がずれていますからっ!(笑)

> TK-80やMZ-80Kなんていう最近の機械も
黎明期、黎明期!夜明け、夜明け!

もーっ! のりたん学芸員に釣られちゃった(^-^;




Posted by たけまる at 2009年08月19日 06:58
いやいや、TK-80やMZ-80Kは、最近の機械ですよ。だって、LSIを使った、ソリッド・ステート・マシンですもの。

本当の古い卓上計算機というのは、機械式やリレー式のニキシー管さえなかった時代の計算機の事を言うのです。
Posted by のりたん at 2009年08月23日 16:54
ははは。
私は計算機考古学の近代史専門ということになりますね〜(^^;
Posted by たけまる at 2009年08月23日 17:43
Posted by のりたん at 2009年08月24日 14:41
そういえばこんなのもありましたよ。

ローテク計算機、紀元前から現在までの歴史:画像ギャラリー
http://wiredvision.jp/gallery/200907/20090715102327.html
Posted by たけまる at 2009年08月25日 08:03
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